少し重たい映画を観た後は…。
やっぱりこうゆう映画でしょ。
担当していた雑誌が休刊になり
出版社を辞めることになった編集者の
沈丁花ハナメ。
ドロ沼のようなじり貧人生をやり直そうと
身の回りの物を処分した矢先に、
衝撃の手紙を発見。
そこにはハナメの実の父親が
「沈丁花ノブロウ」という
全く知らない男だと書かれていた。
事実を確かめようと
「沈丁花ノブロウ」を訪ねる。
しかし、そこにいたのは
"電球"と名乗るうんさん臭い骨董店
「電気商会」の店主だった。
==========================
くだらない。
実にくだらない。
小ネタをひたすら連発。
よくいえば軽快なボケとツッコミ。
でも、それが何だかいいんだよ。
三木聡監督の映画作品は初めて観るけど、
時効警察のファンとしては、
何とも言えないこのくだらなさを楽しめた。
少々シュールな映画を観た後だったから
余計に良かった。
何と言っても麻生久美子さん。
やっぱり、麻生さんはいい役者さんだ。
前回も書いたような気がする…。w
何だろう、落ち着いた女性に見えて、
なかなかぶっ飛んでる女性なんだよね。
麻生さんのする役って…大概。
声が落ち着いてるからかなぁ。
時効警察でのオダギリジョーさんとの
掛け合いもよかったけど、
加瀬君との掛け合いも嫌味な感じがなくていい。
この人ほど、素敵な俳優さんと共演して
嫌味な感じが出ない人ってめずらしくない??
たまにいるやんっ??
どんなに自分が好きな俳優さんでも、
共演する女優さんによってはヤダなぁって感じる人。
誰とは言いませんが…。
まっ。とにかく、
久々の三木ワールドを十分楽しめた。