すっごい久々の更新かも…。
無声映画の思い出、映画のフィーリング、
マルコ・フェレーリ監督の『最後の晩餐』、
任侠映画の美、ジンネマンとヒューストン……
幼少からずっと見続けてきた、
洋の東西を問わない名画の数々に寄せる思いのたけを、
おしみなくつづった映画通池波正太郎の映画決定本。
随所に食べ物や自作の時代小説の話も織り交ぜて。
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私にとって、池波正太郎といえば…、
何と言っても『鬼平犯科帳』だ。
すごくおもしろい。
でも実は、小説として『鬼平犯科帳』を
読んだことは今まで一度もない。
実家の本棚に並んでいるのを見たことはある。
私の中では、鬼平といえば、
中村吉衛門さん!!というほど、TVの印象しかない。
そんな私がココに来てなぜ池波さんの本を読もう!!と
思ったのか…。
謎です。w
でも、なんかやっぱりタイトルに惹かれたというのが
一番の理由だと思う。
『映画を食べる』
何かおもしろそうやんっ。
どんな内容のことが書かれてるかなんて
ほとんど確認もせずポチっとクリック。
Amazonさんは便利だよ。w
読み始めて、まず思ったのは、
「しまった!!」
そうなんです。
昔の映画をほとんど知らないんです。。。
この本の中に登場する映画、
ほとんど見たことないやつやった。
見たことあるのといえば、
『ゴットファーザー』とかほんの一部の作品だけ。
まったくね~、
本買う前に気がつけよって感じやね。w
でも、とりあえず読み進める。
かなり面白いんだよね。
映画そのもの知らなくても。
観てみたい!!って思わせてくれる。
そんな文章。
そして、この本を読み終わって、
23歳の若造が映画について語ろうなんて、
100年早いということを再認識。
やっぱり、映画というものができてきた歴史を
まずは知らなきゃいけない。
大学の授業で、ヨーロッパ史を学んだとき、
映画史に乗せて先生が授業をした。
それで、だいたいの流れって言うのは学んだ。
ヌーヴェル・ヴァーグとか、ネオレアリズムとか…。
でも、そんなのただの概要的なもの。
まだまだなんだよね。
とにかく、もうちょっと勉強しなきゃね。
映画観るのが趣味だというなら、
徹底的にならなきゃね。
まっ、少しずつ知識を増やしていけたら
今後観る映画たちも深く観ることができるようになりそうだし、
こういった本をもっと読んで、
映画を論じるってどんなことだろう。とか、
考えていけば、もうちょっとましなレビューが書けるように
なるのかなぁなんて、思った。
何十年か後に、それなりの知識量を持ち、
それなりに語れるようになるために、
これからちょっとずつ頑張ろうかなぁと決意!!w