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映画生活

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『最高の人生の見つけ方』

前回観た『ミザリー』の監督、
ロブ・ライナーの作品。

特にロブ・ライナー繋がりを意識したわけじゃない。
たまたまそうなっただけ。

最高の人生の見つけ方 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

これからの生き方を考えるいい機会になりそう。

スコア:



46年の間、
家族のためにひたすら働いてきた
自動車整備工のカーター・チェンバース。

彼は学生時代、
哲学の教授から勧められ、
"棺おけリスト"を作ったことがあった。

それは、自分たちが棺おけに入る前に、
やりたいこと、見たいものすべてを
書き出したリストのことだった。

とはいえ、カーターの前には
現実という壁が立ちはだかった。

そのうち、"棺おけリスト"はそのチャンスを失ったという
苦い思い出と、仕事の合間に思いだす程度の
空想に変わっていた。

一方、大金持ちの実業家エドワード・コールは、
忙しい日々の中で、
企業買収やうまいコーヒーを飲むこと以上に
より深く自分が求めているものについて、
考えることさえできなかった。

対照的な人生を歩んできた2人だが、
ガンで余命6カ月と宣告され、
病院のベッドで隣り合わせたことから、
人生の最後を共に過ごす仲間となる。

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どうして人間って最後の時を知ると、後悔したり、
こんなことがしたい!!あれが見たい!!って思うんだろう??

まぁ単純に理想と現実って話だろうけど。。。

したいことは山ほどあるけど、
実際それらができる状況にあるのか・・・・。

こんな風にいろいろ考え、
あきらめたり、後回しにしてたりしながら
人は日々過ごすから、
いざ残りの時間が少なくなったって分かった時に、
ぶわっと欲が噴き出してきちゃうんだろう。

自分ならどうするだろう。。。
今、23歳の自分が"棺おけリスト"を作ったら・・・・。
たぶん何にも書けないな。

夢みたいなことも書けないし、
かといって、現実今何が一番したいのかもよくわからない。
典型的な境界人なんですよね。ww

でも、何十年後やったら、
カーターみたいに犠牲にしてきたものとかあって、
いろいろリストに書いていくんだろうな。

ってことは、今からしたいと思うことは
ドンドンして行こう!!ってことじゃない??

簡単ではないけど、
そういった気持ちは持っていたい。

社会の流れからはずれたりすることは、
今の世の中の場合、苦労しかない。

でも、やってみたいと思う気持ちは
大事にしなくちゃいけない。

目標は、死に際に"棺おけリスト"なんて
作らなくてもいいような人生を見つけることだね。

やりたいようにやる!!
自分の思うままに生きる!!
(人との関わり合いを大事にしながらね)

カーターとエドワードを客観的にみることで、
自分自身を客観視できるようになる。

自分の生きる方向性を考えるときに
観る1本かもしれない。

「世界一の美女にキスをする」が、
孫娘にキスだなんて、とってもナイスだった。ww
by cinema-life | 2011-03-03 00:03 | 洋画
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