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映画生活

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『それでも恋するバルセロナ』

なんかテンション上がっちゃって、
ネタバレ半端ないかも。。。w

それでも恋するバルセロナ [DVD]

角川映画

ペネロペ・クルスがやっぱりいい!!

スコア:



アメリカからバルセロナへバカンスにやってきた
ヴィッキーとクリスティーナは学生時代からの親友同士。

だが、恋愛に関しては正反対で、
ヴィッキーは男性に誠意と安定を求め、
真面目な好青年ダグと婚約中、
一方、クリスティーナは情熱的な恋を求める自由人だ。

2人は毎日のように街を観光して過ごしていたが、
ある晩、画廊のパーティでフアンという画家と出会う。

ドロ沼離婚したばかりという彼の噂に
クリスティーナは興味津々。

深夜のレストランで偶然、
フアンと再会した2人は、
週末旅行に招待したいと誘われる。

ヴィッキーは憤慨するが、
クリスティーナは喜んで話に乗り、
結局、親友を放っておけないヴィッキーも同行、
飛行機でオビエドへと向かった。

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タイプの違う3人の女性と1人の男性の恋模様。
とでもいうのかな、この映画は。

堅実型のヴィッキー。

彼女は男性に関しては安定志向。
そのため、フアンのような男に対して興味を示さない。
しかし、次第にフアンに惹かれていくと、
今までの自分の考え方や、
進もうとする道に対して悩むようになる。

正直、一番めんどくさいタイプではあるよね。w

自由奔放型のクリスティーナ。

彼女は自分の望まないものは分かっているが、
何を求めているのかが分かっていない。
それを探すために、何事にも自由だし、
飛び込んでいく。
だから、フアンにホイホイついて行っちゃう。
そして、アリアによって見出された写真による
自己表現が自分の求めていたものだと考えるようになる。

こうゆう子って1人は身近にいるよね。
みててハラハラしちゃうんだよね。
いつか痛い目見るんじゃないかって。w

情熱型のマリア。

彼女はフアンの元妻。
フアンとはお互い最愛の相手だとしているのに、
どうしてもうまくいかない。
それが、クリスティーナが2人の間に入ることによって、
不思議とうまくいく。
フアンとの間にあった欠けていたものが彼女だったのか。

マリアのような感情の起伏の激しい役は
ペネロペ・クルスのはまり役。
存在感抜群だね。

こんな感じの3人が、ハンサムじゃないけど
女性の扱い方を心得ているフアンが繰り広げる
ひと夏のバカンスの話。

「ひと夏のバカンス」ですよ!!
いわゆるアバンチュールってやつですか。

簡単に言いますけど、けっこういろいろあるねんで!!
劇的な展開ではないけど、
それなりにお腹いっぱいになる展開ではある。

オビエドではヴィッキーとフアンが関係もっちゃうし、
その後ヴィッキーは自分の感情に右往左往するし。

フアンの気持ちはクリスティーナに向かって、
2人は一緒に暮らし始めるし…、
そしたらフアンの元妻マリアが現れて
奇妙な三角関係を繰り広げるし。

そんでもって、上手くいってるかと思ったら、
クリスティーナが急に現実的になりだして、
マリアが荒れるわ、
またまたヴィッキーとフアンが接近するし。

って思ったら、マリアが銃ぶっ放しながら登場するし。。。

そんなこんなやったのに、最終的に「ひと夏のバカンスね。」
という一言で片づけてるヴィッキーとクリスティーナ。

うちからしたら、
何だ??こいつら。って言いたくなる。

けど、結局4人ともいろいろ経験して何かを得た。
まぁ落ち着くところに落ち着いた感はある。

恋には柔軟性が必要ってことなんでしょうかね。

いろいろあったけど、

『それでも』

恋するんだろうな、彼女たちは。
by cinema-life | 2011-02-21 00:46 | 洋画
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