『天使の卵』
『天使の梯子』
そして
『天使の柩』
歩太君、30歳過ぎちゃってるのですか?!?!
『天使の卵』読んだのはたぶん高校生くらいだよなぁ。
あの頃は、春妃と歩太君の恋の終わり方とか
歩太君と夏妃との関係性がどーなるのかなっては気になってた。
そして、『天使の梯子』で夏妃は真一君と出会って一歩進んだんかなぁ
なんて思って、歩太君はホントに大丈夫なのかなぁって気になって…。
そしてこの『天使の柩』
歩太君はより優しく、大きないい男になっていました。
なぜ、歩太君と出会う少女が14歳なのかってちょっと気になってた。
新しい恋人ができるとかそうではなくてなぜ子ども??と…。
終盤でその謎は解けますね。
この3冊読めば、歩太君の心の大きさというか深さが分るし、
彼が20年かけてようやく歩き出せたことに感動する。
ちょっと14歳の少女茉莉及び、茉莉周辺の人物がクズすぎるのが
ちょっと嫌だなって思った。
この人の作品、あんまり悪い人が出てこないから
気持ちよく読めてた部分があるのでね…。
まぁとにかく、みんな幸せになったのでよかった。
この調子で『おいコー』シリーズも気持ちのいいハッピーエンドに
なってくれたらと願うばかりです。