ネタバレほどじゃないけど
ネタバレになってるかもしれない。
冬のニューヨーク、トライベッカ。
イタリアン・レストラン“ジジーノ”のオーナー、ルイスは、
長年のビジネスパートナー、エンリコが
ギャングに殺害されて滅入っていた。
もう一つルイスを悩ませていたのは、
彼の息子のウードの存在。
イタリア帰りのウードはルイスの反対を押し切り、
伝統的な家庭料理で町の人々に愛されてきたこのお店を、
オシャレな人々が集うトレンディ・レストランへと
変えてしまったのだ。
やがて日が沈み、今日もまた忙しい“ディナーラッシュ”の
時間がやってきた。
しかし、今夜はいつもとどこか様子が違うようだ。
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題名に妙にひきつけられ、
内容全く知らない状態で鑑賞。
意外に良作。
冒頭にエンリコが殺害され、
そこからどんどんストーリーが展開されていくのかと
思ったのだが…。
何か起こりそうな雰囲気、気になる登場人物。
ずっとそれが続く。
ずっとこの会話や、この行動は後で効いてくるはず!!と思い、
緊張感持って観ているのに…。
このまま雰囲気だけで終わられたらたまったものじゃない…。
って気づいたラスト10分。
一気に動き出し、“えっ??あっそうなの??”
って、戸惑っている間にエンドロール。
あっさりしてるけど、私は好きなタイプの映画。
キッチンの様子とか、ホールスタッフの様子とか
臨場感があって楽しかった。
だけど、なんでかな??
洋画で出てくる料理ってあんまりおいしそうじゃない。
食べたいなぁって思いにならない。
どの作品も…。
そこが邦画との大きな違いだよなって感じる。