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映画生活

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ジブリの哲学-変わるものと変わらないもの-(鈴木敏夫)

世界中で愛されている
アニメーション映画を、
どのように作ってきたのか。

そこには人との出会いがあり、
大好きな映画を観てきた日々があり、
プロデューサーとしての「戦略」がある。

さらに、異分野・異世代の人たちと頻繁に語り合い、
堀田善衛・加藤周一など時代を作った人たちからも、
直接に多くのことを学んできた。

そして、宮崎駿監督、高畑勲監督との
日常の何気ない会話から生まれてきたことも…。

ものづくりの楽しさと、
著者の熱い思いが伝わってくる、
ドキュメントエッセイ。

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普段から小説以外はほとんど読まないが、
映画やジブリに関する本に限っては
ちょくちょく読んでいる。

何年か前に宮崎駿監督の対談などを集めた本を読んだ。
1年くらい前には宮崎駿監督と養老孟司さんの
対談の本を読んだ。

そして、こんどは鈴木さん。

ジブリ関連の本を読んでいつも感じるのは、

「ものづくりっていいなぁ。」

これなんだよね。いつも…。

実はこの本、読み終わってから
かなりの時間が過ぎてしまってるので、
内容について細かく話せないけど、
いつも感じる感覚と今回も同じだった。

スタジオジブリに関わる人は
みんなホントに楽しそうだ。
自分の好きなことを仕事としてやっていて、
いろんな面で大変だったりするのだろうけど、
好きなことだから楽しめる。
そんな雰囲気が伝わってくる。

大勢の人が、一つのものを作り上げるために
同じ方向を向いて、
ワイワイ楽しくものづくりする。
すごく憧れる。

最近、ジブリ作品の評価が今一つだけど、
これを読むとまだまだいけるぞ!!!!って思えてくる。
(作るの私じゃないけど…ww)


(おまけ)
ちょっと久々に本のレビューを書いたら
むっちゃくちゃな文章だね。ww
これはダメだ。
読んですぐ書くべきだったし、
今回は付箋を一枚も付けずに読んでしまったことも
良くなかった。
次から気をつけよう。
by cinema-life | 2012-09-15 23:35 | 単行本
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