独裁国家と化した近未来のイギリス。
労働者階級の若き女性、イヴィーは、
秘密警察の男たちに襲われるという絶体絶命の
危機に見舞われた所を、
“V”と名乗る仮面の男に救われた。
教養を持つ紳士でもあるVは
恐怖政治に抑圧された市民を解放するべく、
一人で活動を行っていた。
そして彼は11月5日に大規模なテロを決行するため、
同胞の市民たちに国会議事堂前に
集結するように呼び掛けた。
その日は、ガイ・フォークス・デーと呼ばれており、
1605年、ガイ・フォークス一派の
レジスタンスが無念にも失敗に終わった日であった。
===========================
映画公開当時、
すごく観たいなぁと思っていた作品。
なぜなら、ナタリー・ポートマンが主演だから。
それだけ。www
なので、内容も…、うん。
まぁそこそこだった。
たぶん、自分の性格的にダークヒーローものが
あまり好みではないのだろうね。
Vのアクションシーンに
“かっこいい!!”“すげー!!”とか思うけど、
Vのやることそのものに対しては、
最初にイヴィーが感じたように懐疑的である。
この国の政治は驚くほど腐りきっている。
しかし、それをテロで何とかしようと考える
DNAが自分の中にはない。
よって、これを観て、何が自由だとか、
正義とかを語る気にならない。
いったいテロをおこして何か変わるのか??
としか思えなかった。
というか、最近気がついたが、
映画は一人で観ないと、レビューが書けない。www
自分には観終わった後にじっくり考える時間が欲しい。
誰かと観るとそれができない…。