1936年、シカゴに近いジョリエットの下町で、
詐欺師3人が通りがかりの男から金を奪った。
数日後、首謀者のルーサーが死体となって見つかった。
仕掛けた男はニューヨークの大親分ロネガンの手下で、
賭博の上がりをシカゴに届ける途中、
3人組に金を奪われた男だった。
大組織に手を出した報いとして、
ルーサーは消されたのだが、
組織の手は一味の一人フッカーにも伸びていた。
ルーサーの復習を誓って、
フッカーはシカゴのゴンドルフを訪ねた。
そして、彼らはロネガンに復讐しようとするのだが…。
============================
名作は何度観ても面白い。
何度観ても同じ所でハラハラ・ドキドキ
できるのが名作。
これは本当に名作。
昔はミノ屋の仕組みや何やらがよく理解できていなくて、
なぜ騙せているのか…、
なぜ騙されていることに気がつかないのか…。
なんて思っていた時もあった。
それでも面白く観ることができるのだ。
それもまた、この作品のすごい所だ。
全体的な詐欺の仕組みがわかると、
細部まで気を向けることができるようになる。
そうなると、役者さんたちが表情だけで演技をしている場面が
とても多いことに気がつく。
そして、その表情にまんまと騙されていたことにも…。
何度、
「やられたなぁ。」
と、思えば気が済むのだろうか…。笑
それにしても、ポール・ニューマンの男前さは異常だ。
カッコ良すぎて鼻血出るレベル。
レッドフォードもカッコイイけど、
足元にも及んでいないよ。。。笑