一目ぼれした先輩・宮本と同じ落語研究会に
入部した高校生のハナ。
ある日、宮本がガレージのシャッターに頭をぶつけ、
意識もうろうとしているどさくさに紛れて、
自分が今カノだと信じ込ませることに成功した彼女は、
その嘘のために幼馴染の親友で、
モデルを目指すアリスを
宮本の元カノ役=共犯者として巻き込んだ。
ところが、このことがきっかけで
宮本はアリスに好意を寄せるようになり、
アリスもまた、宮本に心惹かれていく。
ハナに隠れてデートを重ねるアリスと宮本。
しかし、そんな関係がいつまでも続くはずがなく…。
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『リリィ・シュシュのすべて』で撃沈した岩井俊二監督作品。
リベンジのために借りてきた本作品。
コメディにしたいのか、なんなのか、
ちょっと良くわからなかった。
でも、蒼井優ちゃんと鈴木杏ちゃんの掛け合いは、
すごく自然体で、楽しそうだったので、
それだけで楽しめた。
なのに、全然書くことが見つからないということは、
岩井監督の世界観についていけてないということかな。w
おもしろいか、おもしろくないかで言えば、
おもしろいけど、だからと言って、
『リリィ・シュシュのすべて』によって植えつけられた
苦手意識はそう簡単に消えるわけではなかったようだ。w
ストーリーはさておく。w
正直、彼女たちむちゃくちゃだし。w
脇役たちもむちゃくちゃだし。w
多くの人は蒼井優ちゃんの演技とバレエのシーンを絶賛してるが、
私はちがーう!!
鈴木杏ちゃんの方がすごいよ。
いやっ、どちらもすごいのだけど、
蒼井優ちゃんはいつも蒼井優ちゃんであってしまう。
鈴木杏ちゃんはみたことある作品はすごく少ないけど、
いろんな顔ができる女優さんという印象がある。
今やどちらも実力派女優として、
そこらへんのチャラチャラしたヘッポコ女優とは
比べることもできないくらいの存在となっている。
どんどん素敵な作品に出てくれることを願う。
いい俳優さんが出るなら、
邦画ももっと観るようになるのになぁと思った今日この頃。