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『転々』

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東京の街って意外にキレイ。w

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大学8年生の竹村文哉は、
いつの間にか借金84万円をこしらえていた。

返済期限の前日、
文哉は借金取りの福原から、
一つの提案を受ける。

吉祥寺から霞ヶ関まで歩く東京散歩に付き合えば、
借金をちゃらにするばかりか、
100万円の報酬をくれるというのだ。

選択の余地のない文哉はそれを引き受け、
井の頭公園の橋の上から、
二人の散歩は始まる。

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さすがだよ。
スローテンポの中にホイホイ入ってくる小ネタ。

嫌いな人は嫌いだろうね。
この「おもしろいでしょ??」的に自信満々に
放りこまれてくる小ネタたちを。

私は非常に好き。
ギター男の行動をみた後のオダギリジョーの反応なんて、
まさに自分の気持ちのまんまやった。

「えー?!?!」ってなるわな、そりゃ。ww

三木作品には欠かせない(?)3人組(ふせえり・岩松了・松重豊)
も安定しておもしろくしてくれてる。

吉高由里子は、なんとまぁ…。
楽しそうでしたね。w

確か、吉高さんって、
『時効警察』にも1話だけ出てたよね。

このまま麻生久美子さんみたいな
女優さんになってくれないかなぁと期待。
三木作品にもっと出てほしいのだ。

この作品も、最初からいろいろ訳わかんないうちに話が進んで、
ちょこちょこ笑わされたり、少々戸惑ったり。

主人公(文哉の方)の気持ちにのっかかる形で進む。

そして、最後にはなぜかジーンときた。
押しつけがましくない家族の温かみに
なぜか自分もホッとした。
(疑似家族なんだけどね~。w)
by cinema-life | 2011-08-22 12:11 | 邦画
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